プレスリリース

英国政府が、最新高速鉄道車両の追加発注にゴーサイン

契約規模は12億ポンド。イースト・コースト本線での鉄道の旅が変貌を遂げます。

本件は、%{government}で公開されました
IEP train

2013年7月18日、パトリック・マクロフリン英運輸大臣は、英国の主要幹線の一つであるイースト・コースト本線での走行を目的として、最新技術を駆使した鉄道車両を発注すると発表しました。契約規模は12億ポンドにのぼります。

日立レールヨーロッパは、英政府による総額58億ポンドの都市間高速鉄道事業(IEP)の一環として、ダラム州ニュートン・エイクリフに車両工場を建設し、270両の車両を製造します。

製造されるのは、クラス800シリーズと呼ばれる車両で、2019年からイースト・コースト本線で運用が開始されます。輸送能力の18%拡大や、信頼性の向上のほか、ロンドン、リーズ、ニューカッスル、エディンバラの間の所要時間が短縮されるなど、乗客に大きな利益がもたらされます。

今回の契約は、英国北東部に建設する日立の生産施設や計画される730人の雇用創出の後押しとなるもので、日立による欧州での大型受注に向けて、工場の能力を引き上げると同時に、世界最高の車両を製造する拠点として、英国がグローバルなレースに参加する機会を提供します。

パトリック・マクロフリン英運輸大臣は次のように述べました。

「今回の契約は、投資を継続して最先端技術を採用することで、英国の鉄道を世界クラスの運用レベルに引き上げるという私たちの強い決意の更なる証明です。

クラス800シリーズの追加発注は、インフラ拡充に向けた政府の投資の一環であり、輸送能力の拡大、所要時間の短縮など、乗客に大きな利益がもたらされるだけでなく、英国の大都市間の連結性の改善により、経済成長の促進にもつながります。これは、乗客や英国の製造業にとって素晴らしいニュースです。」

日立は、先ごろ、現地の開発会社であるマーチャント・プレイス・ディベロプメンツとの間で、ニュートンエイクリフに工場を建設する契約を結び、2015年から稼働が開始され、2016年からフル生産に入ると述べました。

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