プレスリリース

ハモンド外務大臣の訪日で安全保障を強化

フィリップ・ハモンド外務大臣は、英日安全保障・防衛パートナーシップをより深める重要な協議のため、東京入りしました。

国際的な批判を呼び起こし、極東地域の緊張を高めた北朝鮮の核実験が、最重要課題になる予定です。 

本日(1月8日)開催される第2回英日外務・防衛閣僚会合で、ハモンド外相は、岸田文雄外務大臣、マイケル・ファロン国防大臣、中谷元防衛大臣と、世界的な安全保障面の課題での継続的な協力について話し合う予定です。

ハモンド外相は、また、安倍首相を表敬訪問し、法に基づく国際システムを支持する協力に対する英国のコミットメントを再確認する予定です。これは、北朝鮮に関する中国と韓国の外務大臣との緊急協議に続くものです。

ハモンド外相は、次のように述べました。

「英国と日本は緊密な同盟国です。両国は、共通の価値観に基づく強固で歴史的な関係を維持し、民主主義、法の原則、人権および開かれた市場を支持しています。」

「昨年夏、日本が国際平和および安全保障で果たす役割を拡大する法案を国会で可決したことを歓迎します。2015年11月に発表した英国の国家安全保障・防衛戦略大綱では、英国にとって日本はアジアで最も緊密な安全保障パートナーであることを明記しています。2016年、国連安全保障理事会の非常任理事国ならびにG7議長国を務める日本と、一層密接に連携していくことを期待します。」

「英国と日本の長期にわたる安全保障は、安定した国際システムに大きく依存しています。両国は今後も、世界の繁栄、平和および安全保障のために、緊密に協力し続けます。」

「世界は、今日、一層危険を増し、複雑で不安定になっています。テロや過激派からの脅威はさらに拡大し、国家規模での脅威が復活、サイバーセキュリティや法に基づく国際秩序に対する課題はますます増えています。これらの脅威に対応するために、英国にとって日本のような同盟国との密接な連携がさらに重要です。」

「国連安全保障理事会の常任理事国として、英国は、重要な懸案で中心的な役割を担い続け、国家安全保障を守り、海外での繁栄を築くために、日本のような同盟国と協力します。」

日本は、中国、フィリピンを含む3カ国外遊の最後の訪問地です。ハモンド外相は、滞在中、日産自動車、日立製作所、国際協力銀行を訪問する予定です。

関連情報

第2回日英外務・防衛閣僚会合共同声明

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