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TICAD VIにおける初の日英協力:平和構築とジェンダー

英国は、「ジェンダー平等と女性のエンパワメントが平和な社会を創る-アフリカにおける取組みの課題と可能性について議論」を2016年8月26日にTICAD VIで日本政府と共催しました。

First UK-Japan collaboration on gender and peacebuilding at TICAD VI

(C)JICA

英国と日本政府は、第6回アフリカ開発会議(TICAD)サイドイベントを8月26日ケニアのナイロビにて赤十字国際委員会(ICRC)と共催しました。本イベントは、英国と日本によるアフリカにおける平和構築に関する初めてのイベントです。

イベントでは、平和構築においてアフリカの女性が直面する課題と可能性が議論されました。このテーマは、国連安全保障理事会決議第1325号「女性・平和・安全保障」をアフリカの地で、各国政府や国際社会がどのように実施していくのかを考える際に、大変重要なテーマです。

英国政府からは、国際開発省(DFID)ソマリア事務所のコービー・ベントレー副代表が基調講演を行い、また、英国政府招聘によりアフリカ連合女性・平和・安全保障担当特別代表のジャン・ボスコ・ブテラ博士がパネルディスカッションに参加しました。

今年1月に開催された第2回日英外務・防衛閣僚会議(2+2)では、女性・平和・安全保障および「紛争下の性的暴力防止イニシアティブ」で連携することを確認しました。また、平和維持・平和構築におけるアフリカでの共同協力事業を追求するよう指示がだされました。それを受け開催された今回のサイドイベントは、今後発展するであろう日英共同協力事業の1つです。

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