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青海収容所の捕虜の慰霊碑で追悼と融和

駐日英国大使が新潟県で執り行われた青海収容所の捕虜の慰霊碑の除幕式に参列しました。

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Omi POW monument

Unveiling the memorial for Omi Prisoners of War

ティム・ヒッチンズ駐日英国大使と大使館員は、9月5日(金)、電気化学工業株式会社青海工場の敷地に建立された慰霊碑の除幕式に参列するため、新潟県糸魚川市を訪れました。この式典には、日本の外務省と電気化学工業の関係者、元捕虜の家族や代表者も参列しました。ヒッチンズ大使は式典でのあいさつで次のように述べました。

「本日は日本と英国の間に起こり、約70年前に終わった戦争後の、融和の精神を称える日です。戦争で命を失われた方々や青海町で捕虜として生活された方々の忍耐や強さを記憶に残していくために、そしてこの融和の行動を心に響く意義深いものにした寛容さを称えるため、今日ここに私たちは集まりました。

過去の痛みを抱えながらもこの日を迎えられた元捕虜とご家族の方々に、私たちは最大の敬意を払うべきでしょう。また、電気化学工業の寛大さは、慰霊碑と土地を提供された点のみでなく、遺族や仲間の方々が自由に訪れることができるようにされたことにも現れています。ご列席の各国代表の方々も賛辞を惜しまれないことと存じます。」

今年は第一次世界大戦開戦から100年にあたり、また来年は第二次世界大戦終戦から70年を迎えます。より安定した未来のために歴史から学ぶという思いを胸に、青海では慰霊碑の除幕式が執り行われました。英国や様々な国でも大戦に関する記念式典が執り行われ、予定されています。  

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D-Day 70 (英語のみ)

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