震災から5年、英国は3月11日を記憶にとどめます
東日本大震災から5回目の3月11日の今日、英国は被災者の方々に心を寄せます。
ティム・ヒッチンズ駐日英国大使は本日東京で開催される東日本大震災5周年追悼式に出席します。同時に駐日英国大使館、在大阪英国総領事館では半旗を掲げるとともに、午後2時46分に合わせて一分間の黙祷を捧げ、犠牲になられた方、愛する家族や家を失われた被災者の方々に哀悼の念を表します。
大使は次のようにコメントしています。
「2011年3月11日から丸5年になりますが、私がお会いする政府関係者から地域のビジネスやコミュニティの皆様に至るまで、大勢の方々が復興への努力をし、日本の未来の繁栄に向けた種をまいておられます。
昨年初めて日本を訪れたケンブリッジ公爵が、滞在中に東北地方に足を運び、個人的に敬意を表すとともに被害を受けた方々にお会いし、復興に向けての継続的な支援の必要性に改めて世界からの注目を集めたことはまことにふさわしいことでした。
在日英国商業会議所等の団体からの支援を受けて、事業の必需品を備える補助金提供とともに被災地域では様々な活動が小規模ビジネスの復活に重要な役割を担っています。本日私たちは地震と津波によって犠牲になられた方のみならず、無私無欲で地域の復興と生活の再建に取り組んでおられる方々に敬意を表します。
大震災直後にデービッド・キャメロン首相は次のように述べました。
「震災の直後に英国は日本と共にあり、東北地方の復興に努める日本国民と日本国を今後も支持します。
英国と日本の関係は、単に逆境にあっての協力をはるかに超えるものの上に築かれています。 強力なビジネスパートナーシップ、また民主主義、人権、援助、通商という共有のコミットメントをさらに構築していけることを願っています。」
関連リンク
The Aftermath of the Fukushima Daiichi Accident: a Perspective from the British Embassy in Tokyo