二人の大使
7月に行われるアーセナルのアジアツアーに先駆けて、アーセナルの親善大使を務めるフレドリック・ユングベリ氏が駐日英国大使館を訪問し、ヒッチンズ駐日大使に会いました。
駐日英国大使館は、先ごろ、アーセナルの親善大使であるフレドリック・ユングベリ氏を特別ゲストとしてお招きし、ヒッチンズ駐日英国大使との面会が実現しました。アーセナルは、今年の7月、インドネシア、ベトナム、日本を訪れ、一軍チームが各国と試合を行います。このアジア・ツアーのプロモーションのために来日したフレドリック・ユングベリ氏からヒッチンズ大使に、アーセナルのシャツが贈呈されました。
ヒッチンズ大使は、次のように述べました。
「フレディーさんの大使館訪問は、絶好のタイミングと言えます。皆様もご存じのように、日本は、世界で最も早く予選を突破し、2014年のワールドカップ出場を決めました。また、2012年ロンドン・オリンピック・パラリンピック大会から、ちょうど一年を迎えようとしています。世界中の多くの人々が、2012年を振り返り、素晴らしいスポーツの祭典が残した楽しい思い出を思い起こすことでしょう。ですから、2013年のアジアツアーを前に、本日、こうして、フレディーさんが大使館に来て下さったことを大変嬉しく思っています。今年の夏も、日本のスポーツ・ファンの方々に楽しんで頂く事ができます。」
フレドリック・ユングベリ氏は、Arsenal.com上のファン投票で歴代最優秀イレブンに選出されました。スウェーデン代表であったユングベリ氏は、10年間の在籍中、アーセナルの二度のプレミアリーグ優勝、三度のFAカップ優勝に貢献した他、2006年チャンピオンズリーグ決勝戦にも出場しました。2007年にアーセナルを退団してウエストハムに移籍、その後米国、スコットランド、日本でプレーしました。
アーセナルは、「アジアツアー2013」を開催し、40年ぶりに来日します。日本では、7月22日（月）に、4万5千人を収容するトヨタスタジアムにおいて、以前、アーセン・ベンゲル監督が率いた名古屋グランパスと、また、７月26日（金）には、埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦する予定です。