認知症が及ぼす経済的、社会的影響に向けた投資に関するイベント
英国は、2013年にロンドンで開催されたG8認知症サミットを継承する初めてのイベントを6月19日に開催し、オンラインでライブ中継します。

認知症のコストは、2010年には、世界全体で合計約4000億ポンドと見積もられています。これは、世界のGDPの1パーセントに当たります。認知症と診断される人々の数が年々増えているため、コストはさらに増えると考えられます。経済的コスト以上に、認知症は人、社会にとって、大きな負担となります。
2013年に開催されたG8認知症サミットでは、イノベーションへの障壁を取り除き、より良い協力を確実にする、認知症に関するリサーチへの新しい国際的なアプローチについて、キャメロン英首相はG8のリーダーたちと合意しました。英国は6月19日にロンドンで、G8サミットを継承する初めてのイベントを開催します。
6月19日のイベントには、世界保健機関(WHO),経済協力開発機構(OECD)、G7各国、アルツハイマー病の国際団体、製薬組織・投資者を含む、世界中の専門家が参加し、認知症への投資を増やす方法を提案します。
トピックは以下を含みます。
- 認知症世界特使、デニス・ギリングス博士の展望と優先事項
- 認知症の世界的チャレンジ
- 認知症に関するリサーチにおける障壁
- イノベーションへの投資を増やす方法
- 認知症のための、個人・慈善基金の可能性を含めた投資の増加に結び付く金融メカニズム
6月19日のイベントは、Dementia Challenge のサイトにて、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、日本語、中国語で生中継されます。中継は、8時30分(英国時間)(日本時間19日午後4時30分)に開始し、15時30分(日本時間午後11時30分)に終了します。
また、英国保健省は、#globaldementia のハッシュタグを使って、イベントのライブブログ、フォトストリーム、ツイートも行いますので、最新情報は @DHgovukと@AnnaHepburnDHをフォローして下さい。
関連リンク
イベントのプログラムの詳細(英語のみ、英国時間で表記)