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「リスク・コミュニケーションの実例:放射線と健康」シンポジウムライブ配信

英国大使館は、2014年2月12日(水)より13日(木) 2日間の日程で「リスク・コミュニケーションシンポジウム」と題したシンポジウムを開催いたします。

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UK-Japan Risk Communication Symposium

近年世界各地で発生する、様々なリスクを伴う自然、社会的事象に関するコミュニケーションにおいて、政府、科学者、メディアは、それぞれどの様な役割を担い、機能すべきかが様々な場で議論が行われています。 また、福島第一原子力発電所の事故後、日本、そして各国の関係機関においても、コミュニケーションの体制を如何に強化し、対応すべきかの議論が行われています。更に、科学者の意見をまとめ、科学的な根拠に基いた正しい情報を如何に発信し、行政への提言として活かしていくか等、多くの課題が存在しています。 本シンポジウムでは「リスク・コミュニケーション」に取り組む政府の体制、科学界の役割、メディアと一般市民の関係性について日英双方の専門家の方々に実例を交えて議論を行っていただきます。

英国大使館にて行われる本シンポジウムのセッション3「リスク・コミュニケーションの実例 - 放射線と健康」を、2月13日(木)09:30-13:15、USTREAMにて同時中継いたします。Twitterで #riskcomm をつけてコメント、ご質問をお送り下さい。お送りいただいた一部をパネルディスカッションにて採用する予定です。低線量被爆は本当に恐れるべきことか、実際のリスクと認知されるリスクの橋渡しを果たす取り組み等について議論されます。

プログラム

時間 内容
09:40-10:00 【松井史郎 福島県立医科大学特命教授】現地の視点から低線量被爆に関するコミュニケーションについて
10:00-10:50 【ジェリー・トーマス インペリアル・カレッジ・ロンドン教授】チェルノブイリ細胞バンク センター長、チェルノブイリで学んだこと - 30年近くの研究から見えてきた現実と教訓
10:50-11:10 【ウーター・プールティンガ カーディフ大学博士】心理学の側面から「リスク」の認知とコミュニケーションについて
11:10-11:30 【デービッド・サンダーソン グラスゴー大学教授】放射性物質による環境汚染、除染など英国での例を踏まえてご紹介
11:30-12:00 【環境省】福島での除染の活動、福島健康管理調査などの取り組みについてご紹介
12:00-12:10 【ニック・ロス氏】英国BBCの長寿番組Crime Watchの元TVプレゼンター。本シンポジウムの司会者として議論のご紹介
12:10-13:15 【パネル・ディスカッション】講演者に加え、海外メディアやローカルメディアの担当者等を迎え、今後の課題・行われるべきより良いコミュニケーションに向けた方策を探る

※場合によって一部変更される可能性がございます。予めご了承ください。

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