世界のニュース記事

エディンバラ公爵ご夫妻が2025年大阪・関西万博を訪問

持続可能性・イノベーション・若者の機会創出・ジェンダー平等に焦点が当てられました。

  • エディンバラ公爵ご夫妻が大阪・関西万博を訪問し、持続可能性、イノベーション、若者の機会創出、ジェンダー平等を推進
  • 公爵夫人はUN Women主催のパネルディスカッションで開会挨拶を行い、先進国を含むすべての国におけるジェンダー課題の重要性を強調
  • ご夫妻は英国パビリオンと日本館を視察し、若手イノベーターとの交流や、持続可能性・エネルギー・科学技術分野で活躍する女性を称えるレセプションに出席

エディンバラ公爵殿下および公爵夫人殿下は本日、公式訪問の一環として大阪・関西万博をご訪問になりました。今回の訪問では、持続可能性、若者の機会創出、イノベーション、そして女性の平等推進に焦点が当てられました。 

公爵夫人殿下はまず、「ウィメンズ・パビリオンin collaboration with Cartier」をご訪問になり、女性リーダーやアーティスト、活動家たちのストーリーに耳を傾けられました。その後、UN Women主催のパネルディスカッションで開会のご挨拶を述べられ、世界各地におけるジェンダー平等と女性のエンパワーメントの重要性を強調されました。特に、英国や日本のような先進国においても、継続的な取り組みが不可欠であると述べられました。 

その後、公爵夫人殿下は公爵殿下と合流され、万博会場の迎賓館で、2025年国際博覧会 日本政府代表の羽田浩二大使および大阪府知事の吉村洋文氏、および博覧会協会の主要関係者とご懇談になりました。続いて日本館をご訪問になり、「Between Lives」をテーマにした展示をご覧になりました。 

英国パビリオンでは、パビリオンスタッフや来場者と交流され、イノベーションの拠点としての英国を紹介する体験型展示「ともに未来をつくろう(Come Build the Future)」をご視察されました。英国の過去・現在・未来のイノベーションを、日本人親子「ケンジとメイ」、そして英国パビリオンのマスコット「PIX」の視点で描く4つのストーリーをご覧になりました。 

さらに、クリーンエネルギー分野における英国の世界的リーダーシップを紹介する展示「未来に力を(Come Power the Future)」をご覧になり、洋上風力や核融合エネルギーに取り組む若手イノベーターや業界関係者と意見交換されました。ここでは、持続可能な未来に向けた日英の協力についても議論されました。 

午後には、英国パビリオンで開催された子どもたちとのティーパーティーにご参加になりました。子どもたちとその保護者は、英国パビリオンのテーマ「ともに未来をつくろう(Come Build the Future)」にインスパイアされた音楽を披露しました。この共同制作の楽曲は、子どもたちが本年大阪で収集した音素材を活用して作曲されたもので、「ともに取り組むことでこそ大きな成果が生まれる」という英国パビリオンの万博メッセージを表現しています。 

夜には、英国パビリオンにて、持続可能で技術先進的な未来を築く女性たちを称えるレセプション「Women building a sustainable and technologically advanced future」にご出席になり、日本で活躍するエネルギー、科学、技術分野の女性たちと交流されました。

2025年大阪関西万博英国政府代表 キャロリン・デービッドソン 氏 のコメント:

「エディンバラ公爵殿下および公爵夫人殿下を大阪・関西万博にお迎えでき、大変光栄です。万博閉幕が近づく中、両殿下のご訪問は、英国と日本の長年にわたる強固なパートナーシップと、持続可能性、イノベーション、若者の機会創出、ジェンダー平等という共通の価値観を再確認する機会となりました。これらのテーマは、万博における協力の礎であると同時に、今後の両国の未来を形作る重要な要素でもあります。」

Updates to this page

公開日:22 9月 2025