英国空軍A400Mアトラスが日本を訪問
英国空軍所属の輸送機の航空自衛隊基地への初来日は、英日の防衛分野での関係強化の象徴です。

10月23~25日にかけて、英国空軍(RAF)ブライズ・ノートン所属のA400Mアトラス輸送機が来日しました。RAFの航空機が航空自衛隊の基地に着陸するのは史上初めてです。航空自衛隊美保基地(鳥取)に滞在し、第3輸送航空隊 第403飛行隊と交流し、互いの航空機等について意見交換等を行いました。
機長のスチュワート・パットン空軍少佐は次のようにコメントをしました。
「今回来日することができ、大変嬉しく思っております。最初から最後まで、素晴らしい体験となりました。クルー共々、航空自衛隊が運用する機種について学ぶ貴重な機会、そして美保基地の皆様に最高のおもてなしを頂き、光栄に思います。日本と英国は遠く離れた国ですが、輸送機を運用する人間として、価値観や文化を共有しています。今後日本ではC-2輸送機が導入される予定もあり、より一層深い協力関係を築いて行きたいと思います」
英国空軍のA400Mアトラスが東アジア方面へ飛来することも初めてであり、マレーシアやソウルの航空ショーも訪れました。

Further information
航空機、所属基地の詳細は以下のリンクをご覧ください
More information about the A400M Atlas
More information about RAF Brize Norton
More photos can be found at the British Embassy Flickr