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丸川五輪相がロンドン五輪関係者と会談

丸川大臣が訪英し、東京オリンピックに先立って英国の大規模スポーツ運営の経験を共有するため、アロク・シャーマ 外務大臣政務次官(アジア担当)と会談しました。

シャーマ 外務大臣政務次官が2016年10月の訪日時に丸川大臣と会談した際、丸川大臣は英国の経験に大変興味を示されました。シャーマ外務大臣政務次官は、今回の訪英が実現したことについて歓迎の意を表しました。

英国は2012年開催のロンドンオリンピック・パラリンピック を始め、2014年にスコットランドのグラスゴーで開催されたコモンウェルスゲームズ、そして2015年のラグビーワールドカップなど大規模イベントを成功裏に開催し、世界でも大規模スポーツ運営に関してリーダー的存在になっています。

英国企業にとっても、東京オリンピック・パラリンピックは大きなビジネスチャンスとなることが期待されています。

1月15日、丸川大臣はロンドンオリンピックパークとパラリンピックの原点となったストーク・マンデビル病院を訪問しました。また、1月16日には英国オリンピック委員会、実務担当大臣、そして警備の専門家と会談しました。

シャーマ外務大臣政務次官は次のように述べました。

「丸川大臣を迎え、英国の経験と世界規模の大規模スポーツイベントを開催する専門知識を共有する機会を持つことができ、大変嬉しく思います。東京オリンピック・パラリンピックは英国企業にとって大きなビジネスチャンスになるでしょう。英国の持つ専門性について十分に協議できたと信じています。」

日本と英国は様々な分野において、長期にわたり大変親しい関係を築いてきました。東京オリンピック・パラリンピックは協働するにふさわしい、素晴らしい機会になると考えています。

シャーマ外務大臣政務次官は昨秋の訪日の際に丸川大臣を英国に招待し、英国が持つ危機管理計画や、サイバーセキュリティー、対テロ対策の専門性を共有する機会を提案していました。

リオ五輪では、100人を超えるロンドン五輪時の実務専門家がブラジルの政府官僚とともに開幕までの4年間、緊密に協働しました。英国企業はプランニング、デザイン&エンジニアリング、チケット販売、サービス分野を含め6億5000万ポンド(約900億円)を超えるビジネスを獲得しました。

英国の日本への物品とサービスの輸出は毎年100億ポンド(1兆4000億円)を超え、日本の対英投資は14万人の雇用を創出しています。

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