英国大使館チームと東北選抜チームが福島県でクリケットの親善試合
スポーツを通して被災地を支援するため、英国大使館チームがクリケットの試合をするために福島県南相馬市を訪れました。

9月7日(土)、駐日英国大使館のクリケットチームが福島県南相馬市を訪れ、日本人をはじめ、様々な国籍のプレーヤーで構成される東北選抜チームとクリケットの親善試合を行いました。
今回の試合は、駐日英国大使館と日本クリケット協会(JCA)が合同で開催したもので、在日英国商業会議所(BCCJ)、並びに、イベント当日、プレーヤーや観客に英国の食べ物を提供して下さったブリティッシュヒルズのご協力を得て行われました。
試合に先立ち行われた交流会には、南相馬市の桜井勝延市長も参加されました。また、英国大使館チームのメンバーとして試合に参加したティム・ヒッチンズ大使は、次のように述べました。
「こうして、被災地を訪れたのは、震災の被害を受けた方々への関心が薄れないようにしたいと考えたからです。私たちは、福島第一原発の事故に関連する問題や、状況への対応を迫られる地元の方々のご苦労を軽視しているわけではありません。安全面の問題があることは明らかですが、英国は、この問題への取り組みを率先して支援している国々の一つです。英国政府は、福島の状況について、最初から科学に基づく対応をしてきました。」
親善試合は、東北選抜チームが34点の差をつけて勝利し、優勝トロフィーを手にしました。