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駐日英国大使が日本企業と英国のEU離脱に関して会談

ティム・ヒッチンズ駐日英国大使は、6月29日(水)、英国に進出している日本企業と、英国の国民投票の結果について会談しました。

British Ambassador in conversation with Japanese investors about the UK’s EU referendum

英国がEUからの離脱を決めた国民投票を受けて、ティム・ヒッチンズ駐日英国大使は、日本企業と会談しました。

会談で大使は、現在の与党である保守党の次期党首を選ぶスケジュールを説明し、今後のEUとの交渉プロセスは、新しい首相によって進められることを伝えました。

また、企業が抱えている具体的な懸念を積極的に聞き、理解して行く意向を伝えると同時に、英国は引き続き、外国資本にとって非常に魅力的な場所でありつづける、と力強く述べました。その理由として、英国の強い経済や、柔軟な労働市場、優秀な労働人口、低い法人税、世界をリードするR&D環境を挙げました。

英国政府の役割は、EUと、現在の英国の強みを損なわない関係を構築すること、また、より強い関係を築きあげることであると述べました。

さらにヒッチンズ大使は、日本企業に対して、特に単一市場や規制緩和についての意見を英国政府に積極的に寄せることを要請し、そのことで英国がその意見を考慮するようになると述べました。

企業の全ての質問に回答することは現時点では難しいと述べた上で、引き続き情報提供を行っていくことを約束しました。

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