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第3回クイーンエリザベス工学賞

英国が工学分野のノーベル賞を目指して設立した「クイーンエリザベス工学賞」の第3回受賞候補者募集が現在行われています。

第3回クイーンエリザベス工学賞

英国が設立した工学分野での大きな業績を顕彰する国際的な賞である「クイーンエリザベス工学賞 (Queen Elizabeth Prize for Engineering)」は、2013年より隔年で授与され、工学分野の画期的なイノベーションにより人類に顕著な恩恵をもたらした個人またはグループ(5名まで)に与えられます。

第1回受賞者はワールド・ワイド・ウェブ(www)を開発した英国のSir Tim Berners-Leeら、インターネットの開発、普及に貢献した研究者5名、第2回は米国の生体工学分野の権威Dr Robert Langerでした。受賞者は様々な国、工学分野の専門家からなる審査委員会により選ばれ、2017年2月に発表されます。賞金は100万ポンド(約1億4000万円)、授賞式はエリザベス女王臨席のもと執り行われます。

なお、、自薦は不可で、条件を満たす推薦者による推薦状が必要となります。第3回の募集の締め切りは2016年8月26日(金)英国現地時間午後5時、応募はインターネットで受け付けています。募集要項など詳しくは賞のホームページを参照下さい。

日本からは三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏が審査委員の一人として参加、また日産自動車、東芝、ソニーがスポンサーとなっています。

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