世界のニュース記事
臨床試験で欧州をリードする英国
欧州臨床試験市場における英国シェアは益々増加し、今ではEUの臨床試験アプリケーション総数の30%を英国が占めています。
治験実施件数を見ると、EUでの第I相臨床試験の32%、第II相試験の56%、第III相試験の12%が英国で実施され、また、過去数年間におけるEUでのファースト・イン・ヒューマン（ヒトへの初回投与試験）の30～40%が英国で実施されている事等、早期臨床試験における英国の高い競争力が示されています。
英国政府ではNIHR（国立健康研究所）ならびにNIHR傘下のNIHR CRN（臨床研究ネットワーク）が、日本企業をはじめ英国内外の医薬品・医療機器企業による英国での臨床試験の円滑な計画・実施に向けたサポートを提供しています。NIHRによる早期臨床試験のサポート件数も年々増加し、治験実施前のNHSからの許可取得時間の短縮にも貢献しています。
同様にCRNによるサポート件数も増加を続け、医薬・バイオ・診断・医療機器の企業およびCROに対し2009年以来4,000件を超す臨床研究ポートフォリオをサポートしています。また、国際共同治験におけるファーストグローバル被験者のリクルートメントにおいては、2015年のみで17名の被験者をリクルートしました。
英国での臨床研究・臨床試験の実施については、お気軽にUKTI JAPANまでご連絡下さい。
詳細
公開日：％{date}