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G8認知症サミットが開催されました

G8認知症サミットが12月11日に開催され、国際社会の今後の協力について合意しました。

本件は、%{government}で公開されました
G8認知症サミット

G8認知症サミットでは、合意内容が盛り込まれた宣言とコミュニケが発表されました。

参加国は下記の点で合意しました。

  • 2025年までに、認知症の治療または病態修飾療法を同定するという目標を掲げる
  • 認知症に関連する研究費を大幅に増額する
  • 認知症の臨床試験や研究に携わる人々の人数を増やす
  • HIV、エイズ、気候変動に取り組むグローバルな特使に続き、認知症イノベーション特使を新たに任命する
  • 研究のための国際的な行動計画を作成する
  • G8諸国間で、認知症研究に関する情報やデータを共有し、協力し合うことで、研究への投資から最大の利益を得る
  • 公的な資金で実施される認知症研究に対するオープンアクセスを奨励し、データと研究成果を更なる研究に向けて、できるだけ速やかに活用できるようにする

宣言は、認知症の問題に対して、国際的に協力して努力するというG8のコミットメントであり、コミュニケには、2014年に予定される3つのレガシー・イベントなど、今後の計画に関する情報が盛り込まれています。

G8認知症サミットは、2013年12月11日にロンドンのランカスターハウスで開催され、G8諸国の大臣をはじめ、世界中から、研究者、製薬会社、慈善団体の代表者が出席しました。

サミットに参加した主なスピーカー

  • デービッド・キャメロン英首相
  • ジェレミー・ハント英保健相
  • ピーター・ダンロップ氏 :認知症患者
  • マーガレット・チャン博士:WHO事務局長
  • イビス・レターム氏:OECD事務次長

会議で協議されたトピック

  • 認知症患者と、その看護人の生活と介護の向上
  • 認知症の予防と進行の抑制
  • グローバルな高齢化及び認知症への社会的適応

サミットは閉会しましたが、会議のライブブログをhttp://dementiachallenge.dh.gov.uk/2013/12/12/g8-dementia-summit-agreements/で ご覧になることができます。

公開日:%{date}