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10周年を迎えた日英ヤング・サイエンティスト・ワークショップ・プログラム

日本の優秀な高校生が科学技術における国際スキルを身につけるために英国を訪問しました

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UK-Japan Young Scientist Workshop Programme

8月11日、駐日英国大使館は日英ヤング・サイエンティスト・ワークショップ・プログラムの10周年を祝うイベントを開催しました。新たに価値あるスキルを身につけ、国際的な関係を築くことを目的とする同プログラムは、今年はケンブリッジと東北で行われました。ロールス・ロイス、バークレイズ等のスポンサーによって支援されている同プログラムは、日英の高校生が共に科学・エンジニアリング分野のプロジェクトに取り組む中で、科学への関心を高め、同時に国際性やチーム・スピリット等の育成を目的としています。

2001年に英国クリフトン科学財団によって設立されたプログラムは、今年10周年を迎えます。2004年以降は日本と英国でワークショップが開催されるようになり、これまでに、200名を超える優秀な日本の高校生が同プログラムに参加しています。日英両国の16歳以上の高校生がチームを結成し、様々な科学・エンジニアリング分野のプロジェクトに取り組みます。各プロジェクト・チームは、最先端の科学、エンジニアリング、研究、開発において貴重な経験を得た上で、チーム一丸となって与えられた課題を解決し、その成果を専門家ゲストパネルの前で発表します。

開会挨拶を行ったティム・ヒッチンズ駐日英国大使は次のように述べています。

「英国大使館は、ヤング・サイエンティスト・ワークショップ・プログラムの10年間にわたる素晴らしい功績を祝うイベントを開催できることを大変嬉しく思っています。このプログラムは、日英両国間の協力関係と文化理解を促進し、両国の若者達の科学技術への関心を育む非常に有意義なイニシアティブです。」

「英国は世界的レベルの科学、そして学習環境を提供していますが、英国大使館はブリティッシュ・カウンシルと共に、より多くの日本の学生が現代英国のメリットを享受し、日英の結びつきがより強くなるよう尽力しています。今年のヤング・サイエンティスト達が、本プログラムにて学んだスキルを将来のキャリアに活かすだけではなく、グローバルマインドを持った次世代の若い科学者の育成にも活かしてほしいと願っています。」

ロールス・ロイス ジャパンの露久保治彦代表取締役社長は次のように述べています。

「ロールス・ロイスのようなグローバル企業では、科学、技術、工学、数学(STEM)分野の力が高く評価されています。ロールス・ロイスは変化し続ける社会により良い動力を提供するため、世界中で16,000名のエンジニアが日々新しい技術ソリューションの開発に取り組んでいます。STEM(科学、技術、工学、数学)教育プログラムや活動を通じて、2020年までに600万人の参加を目指すという目標を設定しているのもそのためです。」

「日本で50周年を迎える今年、日本の若いサイエンティストへの支援を継続できることを嬉しく思っています。また、このプログラムの参加者が将来、科学技術分野で積極的に活動してくれることを願っています。」

関連リンク

英国クリフトン科学財団

ロールス・ロイス ジャパンによる新聞発表

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